台風、東京直撃、950hPa暴風域






・台風で鎌倉の絵画教室が中止。


・東京地方が暴風域に。
暴風域に入る前の、午後二時くらいまでは、まだ何とかすれば外に行けるだろうと思い、雨が小康状態の時を待って駅前のブックオフに行き、そしてベローチェで一時間ばかり読書。まだその時はそんなに風はふいていなかった。台風と云えども、一日一回は外に出ていないとしゃっきりしない感じがしてしまうのだ。習慣と云うものは恐ろしい。こんな天気なのに外に出てしまうのだった。
三時ごろになって帰ろうと思ったら、やはり風が強くなって、傘が壊され、家に帰るたかだか五分くらいの間に、全身びしょびしょになる。転げるように家に帰り、それからは勿論家に引きこもって居たけれど、雨風はどんどん酷くなり、音が激しくなってくる。四時〜五時くらいには暴風域に入った模様。窓ガラスが歪む。雨が叩きつけるという表現はまさにこういうものなんだというものだった。外に出してあった植木鉢が倒れ、一瞬家が揺れた。これも、ほんとうに家って揺れるのだなあというふうに思う。これ以上の風が来たら、窓ガラス割れるなあと思いながら、五時半くらいから相撲を観て居た。そんなときはもうどうしようもないので、待機して居るしかない。六時を過ぎたあたりから、ピークを過ぎ、六時四十五分頃には、殆ど風の音もきこえなくなった。時速五十キロというスピードで東北の方に行ってしまったらしい。950hPaの台風の暴風域だった。
渋谷では街路樹が倒れ、タクシーが下敷きになる。銀座でも街路樹が倒れる。どこかでは信号待ちしていたトラックが横転したという。