0-02-01から1ヶ月間の記事一覧

私の表現活動、作品制作に対する考え

●表現活動・作品制作のスタンス ●「境界」という概念の追求 1.「物」から「モノ」への越境 2.「本物と偽物」、その境界 3.「絵画」の境界 4.プロセス自体の魅力、そして「超意味」 ●プロジェクト、企画、コラボレーション ●フタバ画廊でのキュレーシ…

●芸術活動・作品制作のスタンス 私は「自分自身の考え・感覚・思想・哲学」に基づいて「何ものかを現す」こと、それが芸術活動であり、表現活動だと考えています。 「何ものかを現す」には何らかの表現媒体を使わなければなりません。私は油絵科出身ですが平…

●「境界」という概念の追求 1.「物」から「モノ」への越境 私の芸術・表現活動において常に模索しているテーマとして、<境界>という概念があります。ふつう我々は、既成の「名前」のあるものについては疑いを持たずその用途や形を思い浮かべます。 例え…

2.「本物と偽物」、その境界 仮想現実が氾濫するこの時代、何が本物で何が偽物か、という尺度が曖昧になりました。それどころか「偽物」が「本物」を凌駕してしまう時代です。「モナ・リザ」の顔はどこにでも溢れ、本物を観たことがない人でもだれでも知っ…

3.「絵画」の境界 前述の「境界」「本物と偽物」とつながった形で模索している課題として、「絵画」そのものについての考察が挙げられます。 絵画は、元祖イリュージョンと言えないでしょうか。なぜならば、現実ではないのに現実に「見え」、現実にもない…

4.プロセス自体の魅力。そして「超意味」 そうした前述の写真絵の追求を続けるのと同時に、非常に私的な、断片的なドローイングを多く水彩紙などに描くようになりました。今までの作品が「視点を変えてものを観る」ことを色々な形で提示することで得られる…

●プロジェクト、企画、コラボレーション 作品制作のほかに、冒頭でも書きましたが企画やプロジェクト・キュレーションや教育なども含めて、何らかの形でクリエイティブな視点を他者に提示するのであれば、それらも表現活動の一環であると考え、多岐にわたっ…

●フタバ画廊でのキュレーション、ユニット「ウロガバタフ」の活動 1.現代美術の画廊でのキュレーション 2.作品としての画廊──ユニット「ウロガバタフ」 1.現代美術の画廊でのキュレーションpolonium以後のキュレーション活動として、2008年の3月から20…