2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

判断

・朝、大雪。昼過ぎまで家に閉じこもっている。電話でMSと世間話。夕方漸く荻窪まで出てベローチェへ。坂口安吾の『安吾史譚』など読む。夜THから電話。よく今日は電話で話した。 ・批評(解釈)とは、「他人の作品をダシに使って自己を語る事である」等と云…

雪が降るようだ

・今日もやたら寒い。夜半にかけて雪が降るようだ。 ・提出しなければならないファイルを創ろうと思ったらプリンタが調子悪く、いくらクリーニングしても線が入ってしまう。そのうちにどんどんインクがなくなって来る。今日も三本も買い三千円もしたのに、ど…

日曜日、大河ドラマ平清盛評

・日曜日。このところ二週間にいっぺんは実家に帰るようにしている。レオン・バッティスタ・アルベルティの『絵画論』『芸術論』、出原栄一・吉田武夫・渥美浩章の『図の体系』、美術手帖を何冊か持ち帰る。 ・夜、大河ドラマ平清盛。上皇、天皇、平氏、源氏…

耳が治る

・昨日一日ずっとおかしかった耳が正常通りに戻る。寝ると云うのは凄いことだ。身体を全て調整するのである。更新されるのだ。休むと云う事の大切さを改めて知る。夕方、副職。 ・ラッヘンマンは、ほんとうに集中して音楽をきけばきくほど磨かれた魅力が出て…

耳のおかしさ/批評、の脅かさ

・金曜、朝起きた途端になんだか頭の感覚がおかしい。左の方がもやっとした感じでどうも変なのである。左右のバランスがとれない変な感覚で、卒中かなんかで倒れるのではないかと思う。ベッドから降りて朝ご飯を食べ、テレビをつけて時間を経過しても何だか…

銀座ギャラリー巡り、大森

・銀座へギャラリー巡り。ギャラリー58武井文展。随分几帳面な絵である。田中敦子のような形態で、ゆるい筈なのだが、そう感じられる。感覚はいいところが多く感じられるのだけれどまだまだスケールが小さく底が浅くも感じられてしまうところもある。じぶん…

春。ジャカランダの黄葉と、手提げ袋の発見

・絵画教室のブログ更新。 http://yamanonono.exblog.jp/ ・本格的にジャカランダの黄葉が進む。一応は南国の植物と云う事で家の中に入れているのでもしかしたら落葉しないかもしれないと思っていたが、ちゃんと時期になると黄葉することが解る。 昼。外に出…

日常写真

荻窪・西荻窪・新宿・大船・池上・大森・駒込・下井草・京王線

大森、大森、大森

・日曜日、風景画教室。駒込の旧古河庭園へ。ジョサイア・コンドルの設計ではこれが一番好きだ。今回は外側からスケッチ。みればみるほと良い建物。旧岩崎邸や三菱一号館より断然良い。フランス式の庭園はあまり好きではないが、ここの薔薇園は素敵である。…

二十五年経つ過去、七年で忘却した知識

・友人知人たちが創った「ゲーム創作カタパルト」。 http://www.gamecatapult.com/ これは素晴らしい。実現したのはすごいことだ。ひとつの凄い試みが本格的に始まった。教育と云うのも、(カルチャー)サロンと云うのも、この形態が、これからのおおきなお…

散髪

・昼前に起きて、ブランチを食べながらカーネーションを観る。グッと泣けて来る描写。東京で上手くいかない直子をきつく叱らない。激しく本気であるのがひしひしとわかるからだ。プライドを気遣う。友人(モデルは賢三)の「鉄くず」のオブジェも判らないけ…

写真と≪詩人の血≫

・昨日深夜、ジャン・コクトー≪詩人の血≫を観る。全てに於いて徴候的な事柄を体現している。不条理、不安、欲望・・・人間の意識下に眠るものたちが表に出る。表と裏が逆になる。実態あるものが透明になり、偶像は人間に、人間は偶像になり、偶像は破壊され…

教室、しらべもの

・西鎌倉絵画教室。帰りケーキセットを御馳走になる。夜新宿に出て水山で海老天ぶっかけうどん。その後ベローチェで勉強。帰宅。『絵画の準備を!』『美術史とその言説』『シュルレアリスム美術を語るために』、そしてama2k46に送ってもらった『美術手帖96/…

メモ

・狂気を、如何にじぶんが狂気に陥らず、併し狂気のままであることを統御できるか。 ・密教か顕教かといったら私が求めているのはやはり密教的であるだろうなと思う。空海か最澄と云ったらやはり空海である。やはり密教が最奥の妙であるのだ。唯空海的な体系…

日常写真

荻窪・八王子・八王子みなみ野

写真と≪砂の女≫

・写真を並べるときは、一枚抜かすかどうかだけで全然違ってきてしまう。ただの混乱になってしまうことなく、画像たちがどう流動的に蠢き連関できるかなのだ。ただ一枚だけ違って居てもなんだか雑に見えたり頼りなく見えたりしてしまう。また、どんなにみて…

本当だか妄想だか

・日曜、実家。月曜、南行徳。『絵画の準備を!』を線を引きながらゆっくり読む。日曜日夜、『美術手帖』1968年12月号を読む。マルセル・デュシャンの死、瀧口修造の「急速な鎮魂曲」死に対する詩。須磨現代彫刻展の詳細。大賞は飯田義国。関根伸夫「位相―大…

金曜、土曜

・土曜副職。金曜、KHと荻窪で会う。ジョナサンでパフェを食べる。荻窪から阿佐ヶ谷まで歩き、阿佐ヶ谷の坐和民で呑む。一時間ほどカラオケ。 ・極端から極端。 ・購入 『マルセル・デュシャン』絵画唯名論をめぐって ティエリー・ド・デューヴ著 鎌田博夫訳…

日常写真

荻窪・西荻窪・中野

陰惨

・メールを返信し終わって、読書。写真。深夜、≪スリーピングビューティー≫を観る。バルデュスの世界?何だか陰惨な感じの映画。ほんとうに睡眠薬で眠っているかの手のだらけかたとか、人形みたいな感じとか。うーん。暗い映画だ。川端が原作らしいけれど。…

深夜の≪愛の世紀≫

・南行徳。『線の音楽』とデュシャン。家に帰ってゴダールの≪愛の世紀≫を観る。昨日観た映画の構成とはうってかわって言葉がいくつもの繋がりをつくり、思考を拡げていく。画面の構図もかならずどこか外し、一筋縄ではなく、少しずつずれている。沸々とした…

好き

・ホセ・ルイス・ゲリンの≪シルビアのいる街で≫を観る。 ヨーロッパ以外どこでもない、たぶんフランスであろう都市。堅牢でシャープだが乾いた暖色と象牙色が基調の街。雨は余り降らず、地中海性気候的な感じだがたぶんそんなに暖かいところではないだろうと…

近藤譲と大相撲トーナメント

・風景画教室。両国公会堂。両国国技館から聞こえて来るふれ太鼓。今日は大相撲トーナメントである。相変わらず寒いが今日は風がなかったので少し楽。昼は中華を御馳走になる。「楊貴妃セット」。三時前に帰宅、NHKFMの、近藤譲解説によるブーレーズ指揮の音…

日常写真

荻窪・両国・代々木・西荻窪

技術屋と四角四面

・副職。『砂の女』を再読、読了。荒川修作、デュシャンに就いてと、近藤譲。林道郎。そして安部公房。繋がる糸。ほつれる糸。地図。ピカビア。 ・昨日久しぶりに画廊を回って、改めて思う。日本の美術家には技術屋さんが多すぎる。思索家が少なさすぎる。結…

全国氷点下、根津のつまらなさ

・日本列島の最低気温は沖縄以外すべて氷点下。熊本まで氷点下6.7度を記録したそうだ。 ・専門学校来年の授業の打ち合わせ。そのあと日暮里から谷中千駄木根津と歩き、SMが参加して居る四十人くらい?のグループ展を観る。そのあとまた上野まで歩く。谷中や…

木曜日

・水曜日、西鎌倉絵画教室、大船でお茶。少し暖かかったが(11℃)、風が強い。夜南行徳。非常に寒い。木曜日、ベローチェ。計画をたてる。思索中。安部公房の砂の女がみつからぬ。 ・購入 『近代ヨーロッパ史』 福井憲彦 ちくま学芸文庫 『萬葉集に歴史を読…

日常写真

荻窪・高円寺・中野・八王子みなみ野