近藤譲と大相撲トーナメント



・風景画教室。両国公会堂。両国国技館から聞こえて来るふれ太鼓。今日は大相撲トーナメントである。相変わらず寒いが今日は風がなかったので少し楽。昼は中華を御馳走になる。「楊貴妃セット」。三時前に帰宅、NHKFMの、近藤譲解説によるブーレーズ指揮の音楽を流しながら大相撲トーナメントを観戦。豊ノ島把瑠都白鵬と隆の山、決勝戦白鵬豪栄道の相撲を筆頭に非常に面白い相撲が続いた。音楽の方はシェーンベルク、ベルク、マーラーシュトックハウゼン等。夕方少しだけ写真撮影に散歩。夜大河ドラマを観る。制作。




・極端な性質なんだと改めて思う。非常にミニマルな、まるでシンプルな作業が、苦にならないところがある。寧ろ快楽のようなところもある。制作でもただただ輪郭を「なぞる」と云う一見不毛な作業も好きだ。ただ、ほんとうに適して居ることしかやりたいとは思わないけれど。
模写も好きなのかもしれない。久しぶりに何かしらの絵を油絵で模写でもしてみようか。
私の毎日は、写真を撮って制作して珈琲飲んで読書して教えること。古本屋をめぐり、散歩をする。殆どただ、其の繰り返しであるが、併し凄くその嗜好は色んな方向に向いていて、分裂して居る。
だが最近は漸くそのばらばらな感じから、軸が出てきたように思う。
砂の女』を読んで改めてそんなことを思う。


・プラモデルは一回も創れたことがない。レゴは大好きである。じぶんで創ってしまう。単純なブロックで無限のバリエーションがあるものが好きなのだ。ペン一本、写真機一台、本をめくるだけ。ピアノでも弾くだけ。もしかしたらエレクトーンは苦手なのかもしれない。