雑文

無調音楽的な写真

・無調音楽的な写真配列。平均律ではない微分写真。絶対写感。 ・朝、仕事に行く前、ama2k46が送ってくれた「リュック・フェラーリがドイツのラジオ局でやった《JETZT》」を聴く。ラジオの声が言葉ではなく音に聴こえるのが心地よい。それは外国語だからと云…

判断

・朝、大雪。昼過ぎまで家に閉じこもっている。電話でMSと世間話。夕方漸く荻窪まで出てベローチェへ。坂口安吾の『安吾史譚』など読む。夜THから電話。よく今日は電話で話した。 ・批評(解釈)とは、「他人の作品をダシに使って自己を語る事である」等と云…

頭のなかに浮かんだこと

・既成のものを「なぞる」ことによって、あらゆる記号的価値は無化し、垂直から平行に移行し、軸を失い、錯綜の渦へ還元してしまう。そこにはあらゆる色面とリズムと構成しかなくなり、反転し、意味も「不在」となる。菌類のようにあらゆるものを覆い尽くし…

銀座

・昨日は六本木の新国立美術館にお世話になっている方々の展示を観た後、銀座でお世話になった方の個展にも行く。ちょうどその個展ではパーティをやっていて、ワインやサンドウィッチ等を御馳走になって、歌も聴きながら、良い気分で銀座の街に出る。銀座末…

レゴ的か、プラモデル的か。

・ものの見方をかえることで新しい視点を獲得するなんて云うのは、ことばで云ってしまうともう陳腐なかんじにとらえられるくらいまでありきたりになってしまっている。 しかしやはりその感性は基本であるだろう。では、そこからどうしていけばそういうところ…

千葉成夫云々

・ベローチェで読書。ささま書店。 ・千葉成夫の文章を読んでいると、たいへん同意できる部分と、論理がからまって消化できずわけがわからない部分と、何かの観念に執着する余りかえってそれに囚われて逡巡してしまっている部分が、面白い形でブレンドされて…

名月、墓参り、鬼怒川、批判論

・仲秋の名月。天高く冴えわたる。併し乱視が入っているので、輪郭がぼやける。名月を観るためだけに、眼鏡がほしい。 ・今日は何かと忙しく、午後、専門学校の用事を済ませた後、南行徳にて塾講師。久しぶりの専門学校は、学生が揃いに揃って、物凄くさわや…

繋がりと柵と深みと継続、そして馴染むまで。

・繋がりを持とうとか、深い関係や友情とか愛情を持とうとかすると、必ずどこかでその関係性に、自分の自由と云う奴が制約されうることになる。幾ら相性が良い人でもやはり他人は他人であり、勿論全て納得する行動をとってくれるわけではないし、深く知れば…

タイ料理、電子レンジ、写真

・昼、南行徳のドトールで食事。新しい仕事の研修が有る。そのあと東西線に乗って荻窪に帰り、夜OTと中井で食事。中井の駅前のタイ料理屋、「サワディー」。雰囲気も本場っぽいし、味もタイで食べているようで美味しかった。ちょうどタイのような蒸し暑さだ…

ほどほど

・専門学校の新入生歓迎会。非常に愉しいひととき! ・デッサンは、指圧のツボをみつけていくようなものだ。 ・考えすぎの人と云うのは、居るものである。(僕も、どちらかと云うと、そういう部類に入りがちの人間である。) 普段はラフで「好い加減」ができ…

時間が解決するのか

・荒んでいる。心に余裕が全くない。困ったことだ。「弱まっている」 ・こんなとき多くの人はひとりのせかいに閉じこもりたいのだろうが、そういうとき、僕は反対に絶望的な孤独を感じてしまうのでたちが悪いのだ。

マラソンのように

・井伏鱒二『厄除け詩集』を昨日の寝る前に読む。寝る前に読むのはベスト。なんともいえぬ安心感というか安定感と云うか。 ・ベローチェにてアラザルvol.4の原稿を読み返す。 ・制作、制作、制作! ・マラソンのようにリズムを持って、安定して走り続けるよ…

メモ

・相手をみるのではなく、相手と同じ方向を向いてすすむ。基本的にはね。でも、たまには相手をみる。けんかをしても、やっぱりたまには相手と額をつきあわせないとダメなときもある。でも、大切なのはなににつけても、あきらめたり切れたりして、簡単にやめ…

メモ

・一段落。ほんとこれでしばらく腰を据えて何かを考えていくことができそう。全体的にとてもいい流れ。これをどこにどうやって結実させる方向にもっていこうか、それをやっとじっくり考えられるということ。・去年6月のフタバ廃業、9月の個展、10月から1月ま…

八王子の先は遠くて寒い

・やる気がなかなか乗ってこなかったひとつの山を、昨日今日でなんとか仕上げる。なんだかもやもやする出来だけれど、まあそれくらいなときもあっていいだろう。何かやるとき、直ぐにまじめに考えすぎてゆらぎがなくなりがちになるのが欠点といえば欠点かも…

コンスタントな天才

・朝から寒い。前前日は確か30度以上だったのにもかかわらず、今日は20度にも満たないような様相である。やらなければいけない仕事を先延ばしに先延ばしにしてきたが、ついに〆切が近づいてきたので尻に火が点き、はじめる事になった。しかしいつも以上にや…

気の回りすぎる人

・僕の周りには「気の回りすぎる」人がやたらと多いようにこのごろ感じられてならない。その人たちの思考構造にはなにやら同じようなパターンがあるような気がしてならない。そして、ひょっとすれば、気がつけば自分もそういう「気の回りすぎる」人になって…

メモ

・リスクを引き受けるということ。成長するということ。

情報に対する本気度

・もっと情報に対する本気度を上げなくてはならない。特に現代の最先端で動いている状況に対して。そして、もうやりつくされているというようなところをまたのりこえていくような研究をやるには当然厖大な資料や情報がやっぱり必要なのであると思う。これを…

メモ

・風景画教室。終わった後、ステーキハウスhamaに連れて行ってもらえる。超リッチなランチである。黒毛和牛ステーキ200g。いとうまし。高級な素材を食べると、血がきれいになりそうである。 http://www.gnavi.co.jp/hama/ 一旦家に帰り、干していた洗濯…

人生はすっきりしないもんだ

・とりあえず何とか基本的なものが軌道に乗ったような気がするので、この際月曜か火曜日あたりまでに懸案事項を一区切りつけたい。そうすれば次のステップに行ける。この蒸し暑さにも身体がなれてきたような気がする。久しぶりにジョギング。 ・あせらない。…

気のおけないすばらしいなかまたち

・自分で表現できないときと表現できるときの波というのがある。どんどん自分の意見を人に言っていけたりするときとそうでないときとある。そうでないときは、ひたすら事実の羅列になりがちである。 ・土曜夜、MRYから電話あり。高円寺でMBと呑んでるからお…

メモ

・ベローチェで、学校にて教えるための予習をした後、いつものとおりふらっとブックオフに入ってみつけた向田邦子の『男どき女どき』がたいへん素晴らしい。 このようなふうに文章にして書くと、短文でもこんなに拡がるのだなあと感じ入る。 ・KHと久しぶり…

関西ひとり旅3

10:30ころ 南海難波駅―河内長野―林間田園都市―橋本―極楽橋―高野山 南海難波駅から、南海高野線区間準急河内長野行きに乗り込む。(特急で乗り込めばそれこそすぐに高野山につけそうなのだが、やはりそこはお金の節約もあり、普通の電車で乗り換えていく…

関西ひとり旅2

中之島公園―栴檀木橋川に出る。中之島の反対側の川、土佐堀川。栴檀木橋を渡る。この橋も非常に由緒ある橋らしい。(安藤忠雄の中之島プロジェクトの一環としての「なにわ橋駅」と中之島公園も観る。是非全貌を観たかったのだがまだ朝も早くて開いていないだ…

メモ

・いとこと川越の骨董市に行く。川越という街はほんとうに抜け目がなく、非常に疲れる。瑠璃色のカップを二脚買う。(但し、骨董市ではなく)。直射日光が非常に強く照りつけていた。 ・「私」ということに関して考える。 ・信じれば、正しければ、その通り…

関西ひとり旅 1

5/5 ゴールデンウイークが始まった頃、むしょうにどこか一人旅に行きたくなった。とにかくその衝動は日に日に高まっていき、水村美苗の『本格小説』を読み終わって、新宿御苑のベローチェから歩いて荻窪まで帰る道すがら、絶対あした出発しようと心に決め…

軌跡(メモ)

・新宿−大阪−梅田−画廊−中之島−適塾−ドトール―心斎橋−なんば−千日前−南海なんば−高野山ロープウェイ−奥の院−金剛峯寺−南海なんば−たこやき−道具街−日本橋−野田阪神−阪神電鉄−三宮−明石焼+麦酒−ネカフェ

抜ける。(メモ)

・習慣の好きなことのクオリティー。 ・無理しないこと。でもそれは快楽なんだからやるということ。最低限の自分の決まりをつくる。 ・長いスパン、短い安定(習慣・リズム・決まり・無理しない) ・焦らない、求めない。ただやりたいからやる (去年12月…

花見・絡み

・アラザルの原稿を考えているとMRから電話、夕方からお花見に誘われる。目黒に行って見ると、そこにはDHMOもいて、そればかりではなく、なんだか我々も知らない人が十人以上もいて、しかもお花見は終わっていて、近くの知らない人の家というか子供教室とい…