芸術活動・作品制作のスタンス



私は「自分自身の考え・感覚・思想・哲学」に基づいて「何ものかを現す」こと、それが芸術活動であり、表現活動だと考えています。


「何ものかを現す」には何らかの表現媒体を使わなければなりません。私は油絵科出身ですが平面作品・立体作品・文章・プロジェクトや企画など表現媒体を絞らずにその時々に自分が表現したいことに最も適している媒体・手段を併用しながら表現を模索しています。


具体的な事例として、表現素材として写真を使用したり写真の上にドローイングをしてみたり、作品によっては地図や木材などの既成の製品を使用しています。またプロジェクトや企画を立案・参加するなど、現実の世界に直接ムーブメントを起こすといったことも自身の表現の一環であり、「芸術活動」「表現活動」の範疇に入るものだと考えます。

                                       



         
            


      
「平行写真絵」 印画紙にドローイング/2007         「垂直的思考とその円環的無化」(部分)インスタ                  レーション 木材・ドローイング等/2009                            



        




「白い虚構」 印画紙・フォトアクリル加工/2006       「世界の世界」 地図にドローイング/2005