気儘に。



・朝からの専門学校の授業は茹だるような暑さで滅入る。学生達もかなり滅入っていたが、最後のほうにはみんな集中して石膏像の課題を仕上げられた。初めて石膏デッサンを描く人も居るのに、総じてレベルの高い仕上がりに驚く。そのあと御苑のベローチェに行く。
半藤一利の『昭和史1926-1945』を読み終える。歴史は総じて得意なほうなのだが、この時代に関してはどうも明確に体系だって把握できずに困っていたのだ(それは余りにも不条理だからなのかもしれないからかもしれない)/。しかし、この本で漸く全体の流れをしっくり摑むことができた。これを元にいろいろこの時代の本を渉猟していけば、少しずつではあるがさらに輪郭を摑むことが出来てくるだろう。
いとこに電話。大宮のシャノアールでお茶。無印やデザインショップ、帽子等を見て回ったりする。いとこと街を歩くのは、非常に愉しい。感性があうので、相乗効果で買いたいものがふえる。でも、いろいろ我慢。そのあと色々食材を買い込み、家におじゃまする。とても安らぐ空間である。ズッキーニ・ベビーコーン・マッシュルーム・赤ピーマンをオリーブオイル・塩コショウでざっと炒める。そのあと、豆苗をにんにくじょうゆと塩コショウ・オリーブオイルでざっと炒める。さんまを焼いてくれる。ご飯がとても美味しい。しその実の漬物がとまらない味。豆腐。かつおぶしをかけると猫が興奮して、呉れ呉れ、と云う。この猫とあうのは八ヶ月ぶりくらいだが、私を憶えているようで、たいして緊張していない代わりに飼い主であるいとこと私の間に寝転んで存在をさかんにアピールしていた。紹興酒で眠くなり、ソファで一眠りする。深夜までいろいろ話す。ハーブティーが美味しい。そしてイチジクの実とクッキーと朝の甘いエスプレッソは、これまた最高。仕事の相談をする。毎度の事ながらあまりにも手相が似ているのに驚く。親戚だということを云わないで占い師に観てもらったらどう云われるのだろうか。夜ご飯の前にYMから電話。見返りを求めるなということと、腰を据えるということと、何があっても受け入れるということ。


・ブログに書くということ。だれに向けて書くのか?日記なのに、公開するということ。なにがインセンティブなのだろう。考えてみたが、自分の場合は文章を書くのがすきなのと、備忘録と、そしてやっぱりだれかに見てもらいたいのかもしれないけれど、、何故?