寝起きの余震、水戸、小林秀雄



・今日も寒い。朝余震があって目覚める。最近余震は朝来るので非常に憂鬱だ。心臓が突然高鳴り、身体に悪い。地震の後も寝ていると、何時までも揺れているように感じる。気のせいかと思うと、またもや本当に揺れる事もあるので、なかなか快眠と云うわけにはいかない。併し、いちいち起きて震度を確認するのも面倒臭くなって、そのまま再び寝にかかる。「このまま大地震になって、家が潰れるような事態になれば、布団に包まったまま身動きとれなくなったりして」「それとも(寝ている場所のロフト自体が)落ちてしまうのかもしれない」などと云うような不安。その不安と夢の続きが変な風にリンクした思考がしばらく続きながら、浅い眠りに入る。


・WHから暫くぶりに連絡あり、夜電話にて話す。色々相談をする。年上の数少ない頼りになる友人のうちの一人だ。水戸在住だが無事とのこと、良かった。但し、まだ常磐線は不通とのこと。やはり東京よりは被害が激しい模様である。
・「斜めから切りこむおまぬけさ」?だっけ。


・一昨日、今日と制作。ベローチェ山城むつみの『文学のプログラム』を読みながら、震災と戦争に就いて、とか、時代に就いて、とか、解釈に就いて、とか、つらつらと考える。