初授業とアラザル呑み




・昨日は予備校の初授業。どの仕事でも、どの授業でも、初授業と云うのは物凄く緊張するものだ。始まる前が一番緊張する。始まってしまえば、もうなるようになれと云うような一種の良い意味での開き直り的な感覚になり、腰が据わる。
と云うことで、初回を無事に切りぬけて、だいぶ少し楽になった。ただ終わった後、非常に疲れを感じる。


・其の後、疲れを引きずりながらも、アラザルの会議&TAのロンドン滞在送迎会のために渋谷へ向かう。場所はTA邸。いつもアラザルの会議などで使わせていただいていた重要な拠点でもあり、感慨もひとしお。TAがロンドンに行くために引き払ってしまうので、もう此の部屋を目にすることは無いのだろう。

十五人もの人数が集まり、久しぶりにアラザルの全貌をみた気がする。会議後の呑み(TA送迎会)は、渋谷山家別館で。この梁山泊のような呑み屋はアラザル御用達なのである。SAも加わり、夜が明けるまで呑む。ここでSAが実に素晴らしい宣言をした。突如として六号に執筆すると云うことを表明したのだ。TAがロンドンに行ってしまって、正直今度こそアラザルの危機中の危機であるのだけれど、本当の宣言と表明であれば、アラザルにとってこのことは起死回生の起爆剤になるであろう。一気にみんなのモチベーションがあがること請け合いである。
未だ何を書くのか考えて居ないということだったし、何かお題を出された方が書きやすいと云っていたので、取り敢えず僕は美術で書いてみていただきたいなあと云っておいた。



・朝六時過ぎに帰宅。十二時四十五分に起きておひさまを観る。二日酔いになっており、余り気分がすぐれず。このところ二週間くらいずっと猛暑だったのだが、この二日くらいはうって変わりもう秋の中ごろのような涼しい気候であり、それにも身体がついていけていないようだ。何となく身体が暑さと太陽を求めてしまって、しっくりこない。ベローチェに行き、読書や勉強。在宅中は制作。但し調子があまり良くないので、目立っては進捗せず。まあそう云う日もあっていいだろう。



・冷蔵庫の中で牛乳が倒れて、床や冷蔵庫の下が牛乳まみれになる。勿論拭くのが大変なのに加え、あの牛乳臭さが堪らなく不快だ。雑巾に付いた牛乳の臭いは絶望的。





購入:
正宗白鳥集』 日本文学全集11 集英社
『ヌードなオニオン』 サエキけんぞう 河出書房新社
『近代土木者像巡礼』 飯吉精一 日本河川開発調査会
『死にいたる病 現代の批判』 キルケゴール 松浪信三郎+飯島宗享訳 白水社