雨の質






・台風一過で午前中は晴れ。秋らしい天気が少し続くんだろうなと思っていたら、午後になって段々曇って来て、その雲がどんどん黒くなってきて、降るなあ降るなあ、これは降るぞ、と思うと、ぽちぽち降ってきて、それが、前日までの台風の凄まじさとは打って変わって、秋の長雨と云うような、ぱらぱら、しとしとと云う降り方であった。







・読書、制作、相撲鑑賞、アラザル原稿の骨格を考える、読書、風呂、ご飯。中井久夫佐々木敦等を読む。




稀勢の里白鵬を破る。こないだの時もそうだったが、仕切りの時から、稀勢の里が全く負ける気がしないオーラがびんびん出て居るのだった。仕切りの時から横綱よりも強そうな感じがしたし、それも安定感があるオーラだった。実際の相撲も、横綱を圧倒するものだった。
それなのに、何故か星数は九勝三敗。もう三敗もしている。何処で落としてきたのだろうと云うくらい不思議な感じがする。まだ関脇で大関ですら無いのがますます不思議である。四日くらい前舞の海が解説で云っていたが、琴奨菊よりも稀勢の里があがったほうが、観客のどよめきがあると云っていたが、まさにその貫禄があるのに、実際は、遅れをとっているのはほんとうに不思議。
とはいえ、琴奨菊大関になってほしい。あと二勝。残りの対戦相手はおそらく、白鵬把瑠都日馬富士。なんとか是が非でも二勝して!






・購入
統合失調症』1・2 中井久夫 みすず書房
戦争と平和』1−4 トルストイ 新潮文庫
『竜の星座』内藤湖南のアジア的生涯 青江舜二郎 中公文庫
『子を貸し屋』 宇野浩二 文興院