鍋と日本史、両親、静観。






・今日は両親が荻窪の家に来る。去年は二回くらい来ただろうか。今年はもちろん初めてだ。正月にごたごたしたのもあって、今日はそれのいい気分転換も兼ねて家に来たと云うことだ。鍋を食し、二時半ころから十時ころまで滞在する。少し正月のベクトルが変わってよかったのではないだろうかと思う。親戚も少なく兄弟も居ず両親が年老いてきた私にとって、30代前半である今日は、やはりしっかり生活をかたちにしなければならないだろう。生きると云うのは大変だ。
両親を荻窪駅まで見送った後でブックオフで一時間ばかりふらふらする。何だかよくわからないが家に帰りたくなかったので少し長めに本棚を観ている。予備校で教えて居るのもあって色々な受験対策の参考書を観る。日本史でよさそうなのがあったので、買って帰る。


・どうも変な気分が続く。夜十一時を越したころからいやに冴えて前向きになって来て、ハイテンションになるのだが、それまでが心が波立つ。それが何日か続いている。やはり今日も少しそんな気分だ。人のことを気にしすぎず、じぶんのことも考え過ぎないのがいいのだが、どこかそのバランスがしっくりこない。
やっぱり、ようするに、焦らないと云う事なのだ。


・黒川直樹はこのごろ相当筆が冴えていると思う。文章がひとつひとつ立ちあがって居る。 http://d.hatena.ne.jp/kurokawarcanaoki/20120115
彼の最近の文章のことを何か書いて、彼にメールをしようと思っていたけれど、もう少ししないでみよう。なんだかこの勢いは、もう少し静観しておくべきではないか。


・夜中に書くブログ。