年末所感




・十二月は師走とよく云ったものだ。専門学校が終わり採点、打ち上げ、そして予備校の冬期講習が始まった。その間に色々書かなければいけないことなどもあって、文字通り余裕がなくなることもままあった。併し聞文も非常に愉しく充実したひとときであったし、Kとこうして大晦日、新年を迎えられると云うこと。


・今年はポロック論、村上隆論、そしてtwitterでもどうしようもない展示をひょんな成り行きから評しはじめてしまったのだが、それも「美術」と云うものを考えるのに非常に良い機会になったであろう。制作のほうは、「なぞる」シリーズをもっとがんがんやるべきだったのは反省点。併し「日常写真」は可成撮ったのでよしとしよう。
また、すっかり現代音楽づいた年でもあったし、映画も非常に良質なものを沢山観ることができた。何よりも聞文によってKN、MRY、SM、そしてKと充実した時間を多く過ごせたことは私にとって特筆すべきことだった。秋には大学の学生と写真企画をやったりしたのも良かった。


・来年は初頭は兎に角仕事を増やし、稼ごう。春以降には引っ越しを考えている。そろそろ荻窪から出る時が近づいているようだ。制作も具体的に発表する手段を考えよう。今年はどちらかと云うと蓄えを充実させるだけ充実させたと云う感じだったので、さて来年は、漸く大きく動く年になりそうだ。