年末年始





・年末年始をKと過ごす。29、30日は清瀬、大晦日元旦は荻窪紅白歌合戦ゆく年くる年。年が明けて、近くの熊野神社八幡神社、寺などを巡る。神社は火を焚いて、何かいろいろ燃やしており、年を改めるに相応しいような趣であった。初詣の客が列をなしていた。僕らは甘酒だけもらった。寺は殆ど人気がなく、其処では除夜の鐘もならしていないようだったが、明かりは煌々としていた。人がいなかったので、お参りした。東京なのに満天の星空である。いつも大晦日の星は異様にくっきりしていることが多い。年末でみんな田舎に帰ってしまい、都心に自動車が少なくなって、それで空気がきれいになっているということもあるのだろう。帰ってからさだまさしを観ながら、また一献。寝る。
元旦は何故かキムチ鍋にする。併し柚子やかぼすを鍋に投入したからか不思議と正月らしい味となる。初詣は阿佐ヶ谷神明宮。長蛇の列だったが、そんなに長く待つこともなく参拝することが出来た。御神籤も列をなしていたので、Kが「吉」だよと云ったので、それでいいと思う。大きく云って良い方向のベクトル。そのあと、gionに入ってウインナ珈琲を飲む。阿佐ヶ谷カルディでチョコレート、鉢の木で豆大福を購入。家に帰り美味しく食べる。
2日にはKを連れて実家に行く。非常に愉しいひと時。Kの弾くピアノが非常に良い出来であった。お節も美味。3日、中村橋まで帰省するKをおくる。
4日、5日、南行徳。化学の勉強。
6日、たっぷり睡眠をとって、昼頃よりベローチェ等で予定をたてたり読書したりして過ごす。大勝軒に行ってつけめんを食す。夕方、片付け。夜、大河ドラマ「八重の桜」を観る。初回75分。そのあと市川中車と猿翁のNHKスペシャルを観る。夜、NKに電話。久しぶりに独りの、ゆったりした1日を過ごすことが出来た。
明日は冬期講習最後。


・なんだか年末年始は制作や読書や日常写真やtweetやら殆どそういった活動を停止して、前述した出来事以外は働いていた。




・12月6日以降に行った
・展示
中西夏之シャルダン・工藤春香・高橋大輔風が吹けば桶屋が儲かる・他
・音楽会
《松平敬 無伴奏リサイタル 〜独声 vol.5〜》
・映画
アンゲロプロス『狩人』『ユリシーズの瞳
11月28日『父へのララバイ』
年末は慌ただしくて色々行けなかった。
・聞文三回目





購入
『遠くの画布 近くの絵 拡大と拡散 像の拡大と拡散の試み』 中西夏之×五十嵐英之2006〜2007 1976年に行われた鉛筆による7点のドローイングの考察及びプリンティング 発行「超拡大計画 中西夏之×五十嵐英之」企画部
『昭和庶民文化史』上下 小木新造 日本放送出版協会
日動画廊五十年史』 日動画廊 
佐伯祐三』1〜3 近代画家研究資料 東出版 
山川方夫珠玉選集』上下≪煙突≫≪最初の秋≫ 冬樹社 (上下巻揃う)
アドルノ』 マーティン・ジェイ 木田元・村岡晋一訳 岩波書店