初授業、払拭、制作



・専門学校初授業。毎回一番最初のデッサンの授業は大変だ。と云うのは、一年生クラスの半分以上がデッサン初心者であって殆ど絵を描いたことがないので、鉛筆の削り方など一からひとりずつ丁寧に教える。皆解らないので非常に不安と緊張の面持ちでデッサンを描いている。
まずは如何にその不安と緊張を解すかと云うことと、怖がらずに鉛筆を動かしていけるようにするかと云うこと。
最初の授業は特に、教える側の気合いが非常に重要だとおもう。ここで「絵を描くこと」の苦手意識が出てきてしまうとなかなか払拭するのが難しくなってしまうので、如何に失敗を恐れずポジティブに攻めて描き込めるような流れに教室全体を持っていくことができればベスト。


・初回の授業を終えたのでだいぶ気が楽になった。明日はグループ展搬入なので、最後の制作。



・購入
『拳銃と十五の短編』三浦哲郎 講談社文芸文庫
『近代日本の政治家』岡義武 同時代ライブラリー
科挙宮崎市定 中公文庫
『われらにとって美は存在するか』服部達 春美社
椿説弓張月』中公文庫 三島由紀夫