良い一日








・久しぶりの休み。ベローチェで色々思索しながら珈琲を啜る。ブックオフで見つけた、小島信夫が12年かけて書き連ねた4,000枚の超大作、『別れる理由』を第1章だけ読む。昼間、比較的暖かく、晴れて居る。夕方、KHから連絡有、中野へ行き、銀だこを食べてからベローチェエクセルシオールでお茶。エクセルシオールではドイツとイギリスのビールがおいてあったので、半分づつ分け合って呑む。喫茶店でビールと云うのも悪くない。ただし「呑む」よりも「飲む」のほうが表現としてしっくりくるような気がする。いい時間であった。昼間は暖かかったのに急に冷えて来る。夜は制作。ピザの広告に載って居るピザの写真の輪郭をひたすら「なぞり」、完成。次の作品へと移行。とても精神的に楽な、良い一日であった。





・購入
『別れる理由』1〜3 小島信夫 講談社 (200×3)
『笛を吹く画家』 串田孫一 文京書房 (200)
『懐中時計』 小沼丹 講談社文芸文庫 (420)
『後藤さんのこと』 円城塔 早川書房 (105)
『現代芸術への思索』 K・ハリーズ著、成川武夫訳 玉川大学出版部 (105)
『眼と精神』 M・メルロ=ポンティ 滝浦静雄木田元訳 みすず書房 (315)