頗る好







・たいへん心地よい天気が続く。体調は非常に良く、昨日は700枚以上写真を撮り、夜は制作し、相撲や大河ドラマを観ることができる。また制作に集中するような心持にしっくりなったので、暫く「やり時」なのだろう。発想や構想も冴えるときは冴えるもので、昨日風呂に入っているときから次から次へと作品の発想が浮かぶ。それも「大きな枠組み」での発想であって、「なぞる」シリーズや「日常写真」、その前の「ドローイング」や「写真絵」、「地図の作品」、初期の「日常接写」シリーズなどを大きな繋がりでみせることが出来そうな「作品」である。これは「作品」でもあるが、「作品」を使った「みせ方」の問題であって、それが「作品」となる。文章に書くといまいち判りにくいが、視覚的にはこのやり方がいちばん大きく必然性をもってみせられるだろう。
「なぞる」以来の大きな「飛躍」かもしれない。併し、寧ろ「なぞる」の制作に迚も身が入るようになった。


 ・「ジャクソン・ポロック」「マルセル・デュシャン」「アンリ・カルティエ=ブレッソン」「ゲルハルト・リヒター」。この四人の表現や哲学・要素を、自らの「境界」と云う根本概念と作業にすりこんで常に意識消化し発展・昇華させること。









・購入
『Atlas』 Gerhard Richter d.a.p
『絵画の領分』近代日本比較文化史研究  芳賀徹 朝日新聞社
『藝術の理路』 寺田透 河出書房新社
手塚治虫の奇妙な資料』 野口文雄 実業之日本社
『木』なまえ・かたち・しくみ 白洲正子 平凡社ライブラリー
『殉教』 三島由紀夫 新潮文庫
『ヨーロッパ文化と日本文化』 ルイス・フロイス著 岡田章雄訳注 
『近代作家傳』上下巻 村松梢風 創元社