雨、寒さ、怠け、ドラフト、絵



・朝起きると非常に寒く、雨が間断なく降り続いている。布団から出られない。やっと出てすこし厚めの服を着込んでもまだ寒い。風呂に入っても暫くしたら冷えてしまったので、仕方ないから絨毯と暖房を点けて毛布に包まって、本を読み出す。昼間だとは思えないほど暗かったので、電気を点ける。
こうなったら、今日は仕事がない日なのだし、思いっきり引きこもって思う存分怠けてやろうと思う。五時にはもう殆ど夜になってしまった。




・テレビを点けるとドラフト会議をやっている。斎藤佑樹日本ハムとは少々意外の感がする。その意外の感というのは何処から出てくるのか少し気になって考えてみた。
新庄、ひちょりダルビッシュ、中田といった日本ハム花形選手の、「元気」で「やんちゃ」、やたらと「前向き」で「明るい」、そして少し「ワル」でもあるといったような、ある種共通した<小さい子のヒーロー>的趣きとはだいぶ違う、絵に描いたような優等生で知的かつクールな、<おかあさん>受けするキャラクターから起因するのではないかと思う。

・やはり斎藤がしっくりきそうな球団は、おばさんが配達する「ヤクルト」とか、おばさんが買い物する「西武」だとか、そんな感じに思っていたのだが、意外だった。

・しかし、日本ハムは、もう嘗ての東京ドーム時代のお寒い球団ではないことは確かで、充分に人気集団の仲間入りというところではいいのではないかと思う。それに、少しキャラクターの違うスター達や、伸びやかな北海道の雰囲気に解されて、またひとまわり人間が大きくなって、意外と馴染んで活躍するのではないかと思う。




・Mと電話しながら少し絵を描いてみる。