口きかん、キムチ鍋、エウテルぺ、埋立地



・二月ももう終わり。二月は短いせいもあって、すぐに過ぎてしまった。気がつくともう暖かくなってきた。しかし今日はとても寒いので、殆ど家に閉じこもってMとキムチ鍋。


・購入
『口きかん わが心の菊池寛矢崎泰久 飛鳥新社
『戦後 欧米見聞録』近衛文麿 中公文庫 R33


・『口きかん わが心の菊池寛矢崎泰久 飛鳥新社
矢崎は菊池寛から名前を名付けられただけあって非常に菊池のコンプレックスや才能や、性格をよくとらえていると思う。どこから創作でどこからほんとうなのかがよくわからないところがあるのが残念だが、しかし当時の文士たちも活写されていて、なかなか興味深いところが多い。


・日曜日、OTに、エウテルぺ合奏団の演奏会に誘われる。われわれの高校の管弦楽部OBが中心となって創ったオーケストラである。ITがチェロでのっていて、久しぶりに会った。ほんのひとことしかしゃべらなかったけれども、なんだか昔より声が低くなっていたような気がした。ただしそんなに体型が違っていなかったので、違和感はなかった。それよりも先輩のF氏が太っていたので、随分昔と違うように思う。やはり体重が増えるとだいぶイメージが違って見えるらしい。よくいえば貫禄が出て、悪く言えば年をとるようなイメージ。帰りOTとお茶。勝どきのビル群は何か圧倒されるが、空虚な拡がりがある。埋立地特有のそらぞらしさというのか。しかしそこには物凄い数の高級マンションが建っている。
OTと仲がいいのだけど、会うとなかなかお互いしゃべりだすのに時間がかかる。今回はあまり喋らないままバイバイになってしまった。次回はゆっくりしゃべろう!