メモ

・FM家にお邪魔する、非常に愉しい夜。朝、小岩市街を散策。

・SMに誘われて国立近代美術館でやっているクレー展に行く。こんなに感動しないというか、なんだか全然引っかかりがない展覧会はあまりお目にかからない。しかも入場料が千五百円で高すぎ。しかし、クレーって、こんなに魅力的じゃない作家だったっけ？それとも、装丁とか画集とかの印刷物のほうが見栄えがするのか？それとも、駄作ばかり集めたのか？はたまた、構成や照明や額縁がよくないからか？・・・それにしてもあまりに底が浅い気がしたのは気のせいではないだろう。常設展に行って、やっぱりしっくりくる良い作品が沢山飾ってあって、安心した。そのあと神保町のさぼうるでお茶。

・家の外壁塗り替え作業。帰ってきて吃驚、わざわざ何でこんなセンスのよくない色に塗ったのか。明るいが鈍く、くすんで黄土色がかったピンク色。こいじゃあ下の階には全然人が入らないぞ。まだこれが下地であることを希う。

・購入：
『哲学散歩』金子武蔵　読売選書
『批評と私』江藤淳　新潮社
『近代以前』江藤淳　文藝春秋
『父の帽子』森茉莉　講談社文芸文庫
『新約聖書外典』荒井献[編]　講談社文芸文庫
『こういう女／施療室にて』平林たい子　講談社文芸文庫
『巴里芸術家放浪記』井上勇訳　カルコ　講談社文芸文庫
『戦後短編小説再発見４　漂流する家族』講談社文芸文庫編
『昭和天皇独白録』　文春文庫
『反ナショナリズム』姜尚中　講談社＋α文庫

講談社文芸文庫は百円で売って居たらだいたい買う。江藤淳も。

・SWの突然の訃報に唖然として言葉も出ない。いろいろ連絡。