久方ぶりの日記





・約十日ぶりくらいに書く日記。もう、提出しなければならぬものがあってそれをやる為に全精力を傾けたと云う感じ。まあ最後かなりの密度で集中できたので良かったが、この頃はそのスイッチが入るのがどんどん遅くなってきて困る。もうできないのではないかと云う恐怖が増大している。併し、このように集中して何かを仕上げる時期が一年に十回くらいあると、相当駒をすすめることができるように思うのだけれど。


・仕事で纏まった日記を書く気力もなかったので、twitterでその都度つぶやいていたら、つぶやき癖ができてしまった。何のために大したことないことをつぶやくのかいまいちわからなかったけれども、なんとなくつぶやくってこんなもんかと云うのが漸く少し判った気がする。でも、日記を書こう。



・とりあえず一段落ついたのでおいしいものを食べようと、昼に飛沫のラーメンセット、夜に丸よしのとんかつ定食。孰れもほんとうに美味。荻窪の食のレベルの高さに今更ながら吃驚する。とんかつ定食、880円、安いよこりゃ。



村山知義展。世田谷美術館にて。良い展覧会。一貫性なんていうちんけな纏まり方を軽やかに超えて、常にそのときじぶんにとってしっくりする媒体で十全に愉しみながら表現していたのだなあと思う。或る意味勇気づけられる。





・購入
村山知義の宇宙』すべての僕が沸騰する 展覧会カタログ 編集:村山知義研究会 読売新聞社、美術館連絡協議会
『百科全書』―序論および代表項目― ディドロダランベール編 桑原武夫訳編 岩波文庫
『セルボーン博物誌』上下巻 ギルバト・ホワイト 寿岳文章訳 岩波文庫
『旧聞日本橋長谷川時雨作 岩波文庫
『マヌの法典』 田辺繁子訳 岩波文庫 
法王庁の抜け穴』 アンドレ・ジイド作 石川淳訳 岩波文庫
ポルトガル文』 リルケ 水野忠敏訳 角川文庫
『人はすべて死す』上下巻 ボーヴォワール 川口篤、田中敬一訳 岩波文庫
『聖なるもの』 オットー著 山谷省吾訳 岩波文庫
『戦時期日本の精神史』1931−1945年 鶴見俊輔 同時代ライブラリー
『ヤクザの文化人類学』ウラから見た日本 ヤコブ・ラズ 高井宏子訳 岩波現代文庫
『日本文化史研究』上下 内藤湖南 講談社学術文庫
『暗い青春・魔の退屈』 坂口安吾 角川文庫
安吾巷談』 坂口安吾 角川文庫
『この湖にボート禁止』 ジェフリー・トゥリーズ 田中明子訳 福武文庫
まぼろしの白馬』 石井桃子訳 福武文庫
『走れすばやく、走れ自由に』白ギツネの谷の物語<3> トム・マコックレン 岡村雅子訳 福武文庫
『風にのって走れ』白ギツネの谷の物語<1> トム・マコックレン 岡本雅子訳 福武文庫
『魔女の丘』 ウェルウィン.w.カーツ 金原瑞人/斎藤倫子共訳 福武文庫
『かっこう時計』 モールズワイズ 夏目道子 福武文庫
『焼けあとの雑草』 ウォルシュ 澤田洋太郎 福武文庫
『心技体』 二子山勝治(元横綱若乃花日本文芸社