古書新書渉猟歴

健康診断、北千住、≪シテール島への船出≫

・五月三十日(水曜日) ・五週目なので鎌倉の絵画教室はない。しっかり睡眠を摂ると少し考えが軟らかくなり、頭の中がいったん整理される。朝、昼とあまり調子が出なかったがのんびり過ごす。西荻窪に行ってCDなどを購入。そのかたがた写真を撮ったりする。…

風邪気味

・今日は雨、肌寒い。専門学校。そのあと新宿御苑のベローチェで読書。夕飯は水山、えび天ぶっかけうどん。andoh3と連絡を取ったりした以外はこれと云って何をしたわけでもないが気が付けば深夜になっている。夜は久しぶりにムームを聴く。 ・この数日風邪気…

一週間のまとめ

・また一週間が経ってしまった。アラザルを書き上げて入稿でどたばたして、それから間も無くゴールデンウイークが始まり、思い切り遊んで、それが明けても何かと忙しかったり、色々観るべき物を観たりして、それがまたとんでもなく良かったりするとかえって…

纏め

・あまりに何もないときはやはり書けない時が多いが、あまりに色々ありすぎてもまた一遍に書けないわけなので、今日は簡潔に纏めるだけ。 ・三日(木)。小雨が降る中、東京都現代美術館。田中敦子、アイオウ、福島秀子、実験工房、秋山祐徳太子、ピピロッテ…

そわそわ

・今日も暑い。世間はゴールデンウィークなので何だかそわそわする。写真を撮影したり読書をしたりするのだが落ち着かない。 ・購入 『文体美学』 鍋島能弘著 篠崎書林 『現代の文体論』 遠藤敏雄著 博文社 『マヤコフスキイ・ノート』 水野忠夫 中央公論社 …

金、土

・金曜日。専門学校の新入生歓迎会に参加する。最初は不安だった新入生たちも随分と馴染んだようで、愉しくやっていた。やはりこう云う場も必要である。終了後、小雨が降る中西武新宿から新宿御苑のベローチェまで歩き、独りで珈琲を啜る。更に荻窪まで徒歩…

入稿

・十日間以上集中して取り組んでいたアラザルの原稿が入稿された。長く書き過ぎた上に締め切り過ぎて居たのでまともな校正も出来ずかなりどたばただったけれども、うん、取り敢えず。やれるだけやったのでいいのだ。今日は早く寝よう。 ・購入 『絵画論を超…

愛のコリーダと焦燥

・今日ももう夜一時過ぎである。アラザルの原稿は一行も進まぬ。パソコンのENTERキーの反応が悪くなったのは2日前くらいからだ。いやそんなことは関係ない。多分仕事に行ったときは外向的になりすぎてあまり書くことが出来ないのかもしれない。いやそんな贅…

日曜日〜水曜日

・強風で桜が散る。今年は満開を愉しめる時期が短かった。火曜日、専門学校の初授業。最初の授業は特に気合いを入れて臨まなければいけないので、たいへん疲れた。新宿御苑のベローチェまで何とか歩き、暫く休んだ後に家に帰宅。そのまま十四時間くらい眠る…

穏やかな気温、静かな夜

・静かな夜、穏やかな気温。白熱灯のあかりとパソコンの画面。暫くアラザルの原稿を書いているのだが、併しまだ不安定でどこに着陸するかわからない。ちょっと休みつつ休みつつ少しずつ脈絡なくゲリラ的に仕上げていっている。昼間はもう書けないのではない…

日曜〜火曜、暴風雨

・火曜日。昼間、ベローチェに行き読書。暫くして家に帰ろうと思えば、もう暴風雨である。横なぐりの雨に一瞬にして傘は裏返しになり、再び元通りになったときにはもう骨が何本もへし折れて居た。帰宅するともっと雨脚と風が強まり、硝子にびしびしと吹きつ…

上野<VOCA展2012>、大森<DOROTHY VACANCE>

・VOCA展2012。みんな大変よく頑張っているし、よく創って居るな、上手いなと思わせられるものが多かった。非常に熱を感じた。技術も感性も思考もかなりのレベルであると云わせられてしまうかんじである。ただ、余りそう云う風に熱を感じるものばかりである…

晴れ

・晴れ、花粉症が少し出る。南行徳。アラザル七号の原稿を本気で考える。少し拓けたかも。カリキュラム作成。 ・購入 『天才の精神病理』科学的創造の秘密 飯田真・中井久夫 岩波書店 『海洋国家日本の構想』 高坂正堯 中公クラシックス 『歴代天皇総覧』 笠…

花粉なしの春

・非常によく晴れて、春だと云うように思ってもいいかもしれないと思う。早咲きの桜が咲いて、花もだいぶ艶やかに濃く様々な色合いになってきた。今日は何故か花粉の症状が全然出ずに、目もそんなに痒くならず、非常に快調な一日である。あまりにも天気が良…

映画三本立て

・今日は一日中雨。 ・早稲田松竹でヘルツォークの、≪アギ―レ/神の怒り≫と≪フィツカラルド≫を観る。超素晴らしい。 ・帰宅後押井守の≪劇場版機動警察パトレイバー≫The Movieを観る。 ・久しぶりに歩いた高田馬場―早稲田間は、随分と店が変わってしまってい…

朝から雨

・木曜日、ジャクソン・ポロック展に行く。夕方にある筈だった南行徳での仕事がなくなったので、二時過ぎから閉館の五時前までゆっくり観ることができた。常設展の、藤田嗣治の猫の絵が非常に興味深い。猫の顔などの焦点のあたるところだけ面相筆で輪郭をく…

≪オルフェ≫、日常写真、カーネーション、仕事

・久しぶりに一日仕事がない。 ・日常写真を新しくUPしたら、前の日常写真でどうしてもこだわっていた写真二枚を削除することができた。そうしたら全体の流れがとてもいいものになった気がする。折角自分の思い通りの写真が撮れて、これはどうであろうと載せ…

移動、移動、移動

・午前中、専門学校卒業式。午後、上野の森美術館にて行われているグループ展「行為の触覚 反復の思考」に行く。烏山秀直、諏訪未知、石井琢郎、今野健太、臼井拓朗。そのあと銀座に出て橋谷勇慈展、INAXギャラリー、ギャラリー58。ギャラリー58で1時間くら…

無調音楽的な写真

・無調音楽的な写真配列。平均律ではない微分写真。絶対写感。 ・朝、仕事に行く前、ama2k46が送ってくれた「リュック・フェラーリがドイツのラジオ局でやった《JETZT》」を聴く。ラジオの声が言葉ではなく音に聴こえるのが心地よい。それは外国語だからと云…

≪8・1/2≫

・≪8・1/2≫は、画面からはみ出したり出ていったりするような、意図的に「枠」からはみ出ることを積極的に利用して居る。かなりわけのわからない映画であるのにもかかわらず非常に親しみやすくキャッチーで飽きさせない。なんとなく愉しくみてしまうのである…

判断

・朝、大雪。昼過ぎまで家に閉じこもっている。電話でMSと世間話。夕方漸く荻窪まで出てベローチェへ。坂口安吾の『安吾史譚』など読む。夜THから電話。よく今日は電話で話した。 ・批評(解釈)とは、「他人の作品をダシに使って自己を語る事である」等と云…

耳が治る

・昨日一日ずっとおかしかった耳が正常通りに戻る。寝ると云うのは凄いことだ。身体を全て調整するのである。更新されるのだ。休むと云う事の大切さを改めて知る。夕方、副職。 ・ラッヘンマンは、ほんとうに集中して音楽をきけばきくほど磨かれた魅力が出て…

耳のおかしさ/批評、の脅かさ

・金曜、朝起きた途端になんだか頭の感覚がおかしい。左の方がもやっとした感じでどうも変なのである。左右のバランスがとれない変な感覚で、卒中かなんかで倒れるのではないかと思う。ベッドから降りて朝ご飯を食べ、テレビをつけて時間を経過しても何だか…

銀座ギャラリー巡り、大森

・銀座へギャラリー巡り。ギャラリー58武井文展。随分几帳面な絵である。田中敦子のような形態で、ゆるい筈なのだが、そう感じられる。感覚はいいところが多く感じられるのだけれどまだまだスケールが小さく底が浅くも感じられてしまうところもある。じぶん…

散髪

・昼前に起きて、ブランチを食べながらカーネーションを観る。グッと泣けて来る描写。東京で上手くいかない直子をきつく叱らない。激しく本気であるのがひしひしとわかるからだ。プライドを気遣う。友人(モデルは賢三)の「鉄くず」のオブジェも判らないけ…

教室、しらべもの

・西鎌倉絵画教室。帰りケーキセットを御馳走になる。夜新宿に出て水山で海老天ぶっかけうどん。その後ベローチェで勉強。帰宅。『絵画の準備を!』『美術史とその言説』『シュルレアリスム美術を語るために』、そしてama2k46に送ってもらった『美術手帖96/…

金曜、土曜

・土曜副職。金曜、KHと荻窪で会う。ジョナサンでパフェを食べる。荻窪から阿佐ヶ谷まで歩き、阿佐ヶ谷の坐和民で呑む。一時間ほどカラオケ。 ・極端から極端。 ・購入 『マルセル・デュシャン』絵画唯名論をめぐって ティエリー・ド・デューヴ著 鎌田博夫訳…

深夜の≪愛の世紀≫

・南行徳。『線の音楽』とデュシャン。家に帰ってゴダールの≪愛の世紀≫を観る。昨日観た映画の構成とはうってかわって言葉がいくつもの繋がりをつくり、思考を拡げていく。画面の構図もかならずどこか外し、一筋縄ではなく、少しずつずれている。沸々とした…

木曜日

・水曜日、西鎌倉絵画教室、大船でお茶。少し暖かかったが(11℃)、風が強い。夜南行徳。非常に寒い。木曜日、ベローチェ。計画をたてる。思索中。安部公房の砂の女がみつからぬ。 ・購入 『近代ヨーロッパ史』 福井憲彦 ちくま学芸文庫 『萬葉集に歴史を読…

人工楽園的、絨毯の上、布団の下。

・今日は朝から穏やかな気持ちで、それが今まで持続している。朝ベローチェで本を読み、これからの計画をゆっくり立て、珈琲を飲み、太陽のトマト麺で鶏パイタン麺を食す。制作もして、大相撲も観て、夕食のパスタも作り、其処にホウレン草を入れる。冬は多…